「リモサボン」の成分や安全性は?
「リモサボン」
離毛を促進するコーティングと付着防止コーティングによって、使えば使うほど衣類に付く、ペットの抜け毛を落としやすくしてくれる洗濯洗剤です。
そんな「リモサボン」ですが、衣類などは直接肌に触れるものなので、配合されている成分や安全性などが気になりますよね。
「リモサボン」に危険な成分などが含まれていないかどうか、安全性について調べてみましたので、どうぞ参考にしてくださいね。
「リモサボン」の成分と安全性
「リモサボン」の全成分は以下の通りです。
<リモサボンの全成分>
・界面活性剤(27% ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸メチルエステル、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)
・安定化剤
・アルカリ剤
では、それぞれの成分についてご説明しますね。
界面活性剤
界面活性剤は汚れを落とす主成分で、汚れを浮かせて水に溶かす役割をしてくれます。
「リモサボン」には、3つの界面活性剤が含まれています。
1.ポリオキシエチレンアルキルエーテル
「リモサボン」に一番多く配合されている主成分になります。
非イオン界面活性剤の中で最も代表的な界面活性剤で、洗浄能力に優れ皮膚刺激がほとんどないため、手肌に優しいタイプの食器用洗剤にも使用されているほど安全性の高い成分です。
繊維を痛めずに洗浄することができるため、クリーニング用やおしゃれ着洗いの洗剤として重宝されています。
2.ポリオキシエチレン脂肪酸メチルエステル
液体洗浄剤によく使用されている界面活性剤で、刺激性が少なく安全性に優れています。
3.直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩
酸性水、アルカリ性水、硬水など、どんな水質でも安定した洗浄力のある中性洗剤で、安全性も確認されています。
安定化剤
製品の保存や安定性を保つ働きがあり、洗剤の成分が分離しないようにしてくれる役割があります。
アルカリ剤
洗濯液を適度なアルカリ性に保つ働きがあり、油汚れを取りやすいようにしたり、配合された酸性成分を中和して適正な液性にする役割があります。
このように「リモサボン」には、健康に害を与えるような危険な成分は含まれておらず、大切なペットにも安心して使用できる安全性の高い洗剤です。
「リモサボン」は通常の洗剤と同じように使うことができ、洗浄力に関しても一般の洗濯洗剤と変わりないことが、一般財団法人ボーケン品質評価機構の測定試験で証明されています。
ただし、安全性が高いと言っても洗濯用に開発された商品なので、ペットをシャンプーする目的では使わないでくださいね。
「リモサボン」は安心の無着色で蛍光塗料も不使用
「リモサボン」には、化学物質である合成の『着色料』や『蛍光塗料』は配合されていません。
着色料や蛍光塗料は皮膚に刺激を与えることがあり、人によってはアレルギー反応を引き起こすことがあるので注意が必要です。
特に蛍光塗料は体内に入ると危険性が高いので、食品に入る恐れのあるものには使用が禁止されているほどです。
「リモサボン」には『着色料』や『蛍光塗料』な危険性のある化学成分が配合されていないので、ペットの衣類や赤ちゃんの衣類にも安心して使用することができます。
「リモサボン」と併用できる安全な漂白剤
「リモサボン」は一般の洗濯用洗剤と同じく、中性タイプの液体洗剤です。
公式サイトにも記述されていますが、「リモサボン」と漂白剤を一緒に使用する場合は、中性の洗濯洗剤と安心して使用できる『酸素系漂白剤』を使うようにしましょう。
酸素系漂白剤の特徴
・繊維へのダメージが少ない
・色柄物にも使える
・嫌な臭いがしない
・除菌効果、消臭効果がある
<現在販売されている「リモサボン」と併用可能な酸素系漂白剤>
・ワイドハイター(花王)
・ブライト(ライオン)
・オキシクリーン(グラフィコ)
・酸素系漂白剤(シャボン玉石けん)
・暮らしの過炭酸ナトリウム(ミヨシ石鹸)
・パックス 酸素系漂白剤(太陽油脂)、など
漂白剤には、この『酸素系漂白剤』の他にも、『塩素系漂白剤』と『還元系漂白剤』があります。
『塩素系漂白剤』と『還元系漂白剤』は、漂白する能力は高いのですが、色物や柄物には使用することができません。
組み合わせによって塩素ガス等が発生してしまうと重篤な事故につながることがあるので、種類の違う漂白剤同士を混ぜ合わせて使用することは、絶対しないように気を付けてくださいね。
「リモサボン」の成分と安全性に関するまとめ
「リモサボン」を使えば、ペットの抜け毛を付きにくくしてくれたり、離れやすくしたり、消臭効果もあったりするので、何か特殊な成分が配合されているのでは?と心配された方も多かったのではないでしょうか。
「リモサボン」には危険な成分が配合されていないだけでなく、化学成分の着色料や蛍光塗料も配合されていない安全性の高い洗濯用洗剤です。
人間よりも皮膚の薄い肌のデリケートなペットの衣類や、赤ちゃんの衣類にも安心して使用することができます。
ペットの抜け毛の悩みから解放されて、精神的な負担が軽くなり、ペットとのふれ合いの時間も思いきり楽しめるようになれるといいですね。